こんにちは、まゆうです!
「TOEFL対策めんどくさいな…」「最小限の努力で効率的に点数あげたいな…」という方に向けて、最低限やってもらいたい勉強をまとめました。
TOEFL iBTにて116点を獲得するまでに試した様々な勉強法の中でも、特に効果を実感した勉強法をご紹介します。
私が116点を取るまでの道のりも以下の記事で綴っています!よければ参照ください!
TOEFLの勉強法【これだけはやっておこう】
ETSから出版されている参考書を解く
2年間TOEFLの勉強をして様々な参考書を使いましたが、私はETSの参考書以外は使う必要ないと思いました。
試験主催者であるETSから出版されている、実際の試験で使われた問題で対策をするのが一番効果的です。
これは、他の会社が出している「TOEFLに似せた問題」とは実用性が段違いだと思っています。
私は、ETSから刊行されている過去問は基本的に全部買うことをおすすめします。
まず、絶対に買っておきたい過去問は、”The Official Guide to the TOEFL Test”という題名のものです。
青い表紙やら赤い表紙やらがいろいろ発売されてますが、初めてTOEFLを受ける方にはこちらの青い表紙のものをおすすめします。
こちらには、各セクションでどのような問題が出されるのか、どのような能力が求められているかなど、TOEFLという試験の本質を丁寧に説明しているので、絶対に買うべきです。
私自身とても重宝しました。過去問は4つ収録されています。
こちらは同じ内容が英語で書かれているバージョンです!
次に、赤い参考書ですが、これらは青の参考書とは違い、勉強法や説明は載っておらず、過去問の収録のみとなっています。
過去問は5つ入っていて、Volume 1とVolume 2が発売されているので、この2つで計10回分のTOEFLを体験できます。
青の参考書と合わせて計14回分のTOEFLを体験できます!TOEFLの受験料はとても高いので、過去問でたくさん練習ができたら嬉しいですよね!
過去問はケチらず使う
私は、過去問には限りがあるから、とケチって過去問をあまり解かないようにしていたのですが、過去問を全て解き切る前に目標の点数を達成してしまいました。
13回分の過去問は想像以上に多いです。全部解き切るのは不可能といっていいほどです。
ですので、過去問を解く時にもったいないと思わないでください!
「慣れ」や「経験」は点数に大きく反映されるので、過去問をたくさん解いてTOEFLに慣れましょう!
単語を覚える
単語は本当に大事です。
単語力がなくては、英語の4技能のどれも向上しません。
頭の良さやセンスなどは関係なく、ただ「知っているかどうか」なので、費やした時間だけ報われるのが単語の勉強のいいところです。
ボキャブラリーを増やすことは特にReading, Listening, Writingの点数に直結します。
私が使っておすすめする参考書は、駿台が出版している「システム英単語」です。
まだ海外に行って日が浅い、または単語力に自信がない方にオススメです。
どれも基本的で重要な単語ばかりですので、この参考書に載っている単語全てを覚えてもらいたいです。
私がTOEFLを1回目に受けた時(点数は91点)には、すでにこの参考書を終わらせていました。
次に使った参考書は、「TOEFL テスト英単語3800」です。
TOEFLの単語といえばこの参考書ですが、正直私はあまりこの参考書が好きではありません。
海外にいて単語の参考書が他に手に入らなかったので、しょうがなく使い続けていた感じです。
少し不親切な参考書ではありますが、単語力は伸びるので一つは持っていてもいいのかもしれません。
私が不親切だと思う理由は、
①全ての単語に例文がないので、記憶が定着しづらい
②日本語でも分からないような難しい単語が載ってる
例えば、以下のような単語です。抜粋してきました。
crustacean 甲殻(こうかく)類
lactic acid 乳酸
pyrite 黄鉄鉱
もしこの参考書を使う場合は、このような専門的すぎる用語は覚える必要はないと思います。私は覚えませんでした。
実際の試験では、文章中にきちんと説明があるので、これらの単語を知らなくても点数は取れます。代わりに動詞や形容詞などをたくさん覚える方がいいと思います。
あくまで私の感覚ですが、110点などの高得点を目指すには、rank 3までの単語は完璧に分かり、rank 4の単語は分かるものもあれば分からないものもある、くらいの語彙力が求められるんじゃないかなと思います。
大事なのは復習
単語を覚えるにあたって、覚えた単語を復習することはとても重要です。新しい単語を覚えることと同じくらい大切です。
1回覚えただけでは、すぐに忘れてしまいます。
時間をかけて何度も何度も覚えなおし、記憶に焼き付けましょう。
覚えた1週間後、3週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、など、定期的に復習をすればシナプスが形成され記憶が確実なものとなりますので、復習を怠らないようにしましょう。
以下の動画でげんげんさん(東大医学部に在籍しながら司法試験一発合格した天才です!)が話されていることにとても共感したので、こちらもとても役に立つと思います!
現地校の勉強を頑張る(帰国子女の方向け)
帰国子女の方は絶対に実践してほしいです。とっても効果的で、効率的なTOEFL対策です。
特にReadingとListeningの対策にとっても効果的だと思います。
TOEFLのReadingやListeningでは主にアカデミックなトピックが扱われるので、学校の勉強を頑張ることそのものがTOEFL対策になるのです。
メリットは、アカデミックな英語に慣れることができること、そして、運が良ければ、学校で習ったことがTOEFLで出ることもあることです。
実際の試験ではありませんでしたが、過去問を解いている際に学校で習ったことがトピックになっていたことはありました。
また、現地校の勉強を頑張ることは、成績アップと推薦状の完成度にもつながります!(日本の大学に帰国子女受験をする人向け)
高校の成績や学校の先生からの推薦状は、帰国子女受験の際に大学に提出する書類です。
良い成績や推薦状で「勉強ができる子」であることが証明されることは、大学側の印象アップにもつながり、合格に一歩近づけると思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
TOEFL全体の点数を最小限の努力であげようとしたらこのような勉強法がいいかなと思います。
各セクション(Reading, Listening, Speaking, Writing)に特化した、もっと時間も労力も必要となる勉強法は後日また記事にしたいと思います。
TOEFLにしろ英語にしろ、勉強した分だけ実力はついてきます!
TOEFLを2年間で25点上げた経験から断言できます!
それでは皆さん、さっそくTOEFLの勉強に励んでください!
応援してます


