まゆう英語ブログ
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国際バカロレア(IB)のEnglish Bでは何を学ぶの?

こんにちは、まゆうです!

今回は、国際バカロレア(IB)で取る必要のあるEnglishの最終試験がどのようなものであるかということに焦点を当てながら、授業でどのような内容を習うのかということについて具体的に書きたいと思います。

なお、このEnglishは、English A(英語が母国語の人が取るもの)ではなく、English B (英語が第二言語の人がとるもの)についての記事となっていますので、ご注意ください。

こちらの記事では、

  1. 最終試験はどのようなものなの?
  2. 授業内では何をするの?
  3. どのくらいの英語力が求められるの?
  4. Written Assignmentって何?
  5. IAって何?

といったような疑問を解消するものになっていると思います。

国際バカロレア(IB)のEnglishの最終試験はどのようなものなの?

国際バカロレアは2年間のプログラムであり、2年の終わりにある最終試験に向けて授業がが進められます。

English Bの最終試験では、P1(Paper 1)とP2 (Paper 2) という2つのテストが課せられます。

それぞれのテストがどのようなものなのかを、具体的に見ていきましょう。

P1について

P1では、英語で書かれたテキストを5つ読み、そのテキストに関する質問に答えるテストです。

英語のリーディング力が主に問われることになります。

質問はマーク式で、自分で答えを考えるのではなく、テキストの中から答えを見つけるものになっています。

P1の対策のために、授業内ではたくさん英語の文章に触れます。

私がEnglish Bを取っていた時は、教科書にのっている文章をクラス内でひたすら読み、その後に続く質問に答えていました。

どれくらいの英語力が求められるのか

テキストの英語のレベルはそれほど難しいものではありません。TOEFLのReadingと同じようなレベルと考えて大丈夫だと思います。

英語の環境に3年ほどいれば授業について行けず苦労するということはまずないと考えていいと思います。(あくまで私個人の感覚ですが。。)

P1のためにできる対策といえば、授業内で読む課題にしっかり取り組むことや、授業以外にも進んで英語の本を読む、単語を覚えるといったことが挙げられます。

とにかく英語の文章に慣れることと、語彙力を増やすことがテストで良い成績を残す鍵だと言えると思います!

ポイントまとめ

  • P1は5つのテキストを読んでそれに関する質問に答えるテスト→読解力を問われる
  • 逆に言うと思考力は問われない
  • リーディング力が重要
  • 授業内での主な対策は、教科書に載っている文章を読むこと

続いて、P2です!

P2について

P2は、思考力・文章力が問われるテストで、試される能力は英語の4技能の中のライティングです。

Section A・Section Bと2つのパートに分かれており、

Section Aでは5つのお題の中から1つ好きなものを選び、そのお題について250字から400字で書くという課題が課せられます。

Section Bでは、選択肢はありません。一つの漠然とした質問があり、それに150-250字で答える課題です。

Section Aについて

Section Aでは、5つの異なるお題が与えられます。

例えば、2019年5月の試験で出されたお題の一つがこちらです。(私が受けた試験です!)

(和訳)

『あなたはずっと行きたかった国に旅行に行きました。しかし、何もかもプラン通りに進まず、がっかりした気持ちとやるせない気持ちで旅行から戻りました。あなたのブログに、あなたのプランはどのようなものだったのか、それがどう失敗したのか、その経験から何を学んだのかをつづってください。』

この過去問から分かる通り、実際に自分が旅行に行った気になって文章を書かなければなりません。

私はなかなか苦手でした。。普段何も考えてないので思考力が問われるものは苦手です笑

このようなお題にそって250-400字で文章を書きます。

ここで必要になるのは主に次の3つです。

>一つ目:書くことを思いつくアイディア力

と言っても、そこまでレベルの高いことは求められません。上の例で言えば、雨が降ってしまい綺麗な観光スポットが台無しだったとか、すりにあってパスポートを盗まれたとか、ありきたりなことで構いません。

二つ目:書きたいことを英語にする・文章にするライティング力

英語の文法・語彙がしっかり身についている必要があります!ですが、多少の文法ミスなどはそこまで心配しなくても多めにみてくれます。

三つ目:様々なWriting Styleを知っていること

Writing Style とはどういう意味でしょうか。直訳すると、「文章の書き方」です。

例えば、上のお題では「ブログ」という形で文章を書きなさいという要求になっています。

他にも、

「雑誌の編集者に手紙を書きなさい」

「下級生に向けてのスピーチの台本を書きなさい」

などのお題があり、お題には必ず

誰に向けた文章なのか(下級生、学校の校長、etc.)

そして、

どのような形の文章なのか(ブログ、手紙、スピーチ)

という二つの重要なキーがあります。

これらの二つを踏まえて文章の書き方を変える必要があるのです。これら二つで、どのような言い回しをするのか、どう文章を展開させるのかが変わってくるからです。

一つ目の「誰に向けた文章なのか」に関しては、例えば、校長に送るメールの文章は、不特定多数の人に向けた個人ブログよりももっとかしこまった文章である必要があります。

二つ目の「どのような形の文章なのか」に関しては、例えば、学校のリサイクルの注意を促すポスターを作るというお題では、タイトルや見出しが必要になります。

他には、メールでは「〜様へ(Dear Mr/Ms. 〜)や、最初のちょっとした挨拶なども必要です。このように、文章の形と、文章が誰に向けられているかで、書き方を臨機応変に変える必要があります。

P2の対策も、授業内で行います。

過去問のお題に答えて、先生に提出するという課題を2年間の授業で何度も行いました。

ライティングが苦手な方は、授業内でしっかり対策をする必要があると思います。

Written Assignmentとは

P1・P2の他にも、English BにはWritten Assignmentという課題があります。

試験当日に時間制限がある中自力で答える必要のあるP1・P2とは異なり、Written Assignmentは先生の力を借りながら、自分の満足が行く文章を時間に余裕をもって作ることができるお得な課題です!!

こちらは12年生の終わり頃にIB本部に提出し、最終スコアにも影響があります。

こちらでは、授業内で読んだ本について、自分の好きなWriting Style(手紙、独白、インタビュー、スピーチなどなど。。)で自由に書くことが求められます。

こちらの課題でも、本を理解するリーディング力、そして課題を完成させるライティング力が求められます!

授業内で課題に取り組む時間が与えられたり、先生に添削してもらえますので、そこまで心配する必要はない試験であると思います。

続いて、Internal Assessment(IA)について説明します!

English BのInternal Assessment(IA)はどのようなものなの?

そもそもInternal Assessment(IA)というのは、IB本部に送られ、IBの試験管よって評価される試験(P1・P2・Written Assignment)とは別で、IBに送られず、学校の先生が評価をし成績をつける課題です。

IAの成績は、最終スコアに影響がありますので、良い成績を目指している方は真剣に取り組む必要があります。

IAでは、英語のスピーキング力が求められます。

Oral Examというものです。(Oral =口頭の)

Oral Examには2種類あります。

一つ目の試験はIndividual Oralといい、英語の先生と生徒一対一でディスカッションをします

まずは、授業内で学んだことに関係のある写真を見せられ、15分の準備時間のあとに3-4分で写真を説明します。

次に、先生からいくつか質問され、それらに答える必要があります。こちらは5-6分で終わります。

2つ目の試験が、Interactive Oralといい、英語のクラスのみんなでディスカッションをします。

授業内で学んだことに関する議題について生徒で自由に意見の交換をする試験です。

いづれにおいても私はあまりうまくできませんでしたが、English Bの最終スコアは7点満点中6でしたので、まぁ耐えたのかなと思います!

重要な点は、とにかく英語を喋ることにコンプレックスを覚えないことです。

文法ミスや言葉に詰まってしまうことを恐れてディスカッションに参加しないことが一番よくない評価に繋がってしまうと私は思います。

IAはP1・P2に比べると重要度は低い試験ですので、スピーキングがどうしても苦手という人はIAを捨てるという選択もあるということを念頭において、そこまで不安に思う必要もないのかなと個人的には思います。

最後に

いかがでしたでしょうか?

IBのEnglishがどのような教科なのか少しでもイメージをつかむ手助けができたら幸いです!

最後までお付き合いくださりありがとうございました!