IB

【国際バカロレア(IB)】Economics IAの取り組み方を徹底解説!

 

みなさんこんにちは!まゆうです!

今回は、Economics IAの取り組み方についてです!

この記事を読むことで、

  1. Economics IAってどういうことをやるの?
  2. 取り組むときの分かりやすいステップが知りたい
  3. 実際のIAを見てみたい

このような疑問・要望が解消されます!

Economics IAってどういうことをやるの?

IAとはそもそも、Internal Assessmentの略です。

IBではExternal Assessmentという、12年生の5月に行われるFinal Examが全体の成績の80%を占めます。このExamはIBに直接送られ、外部で評価されます。

残りの20%は、学校内で先生が評価し、IBに送られない内部の課題であるInternal Assessment(IA)で評価されます。

ウェイトは高くないものの、最終スコアに直接影響のある課題ですので真剣に取り組むことをお勧めします。

Economics IAでは、750ワードのレポートを3つ完成させます!

内容は、Micro, Macro, Internationalそれぞれのセクションで習ったことを取り扱ったニュース記事の分析です。DevelopmentのIAはありません。

目的としては、教科書で習った知識を、現実世界で起きている経済的な事象に当てはめて実践的な分析をしていくことです。

以下からは、ステップバイステップで取り組み方を解説します。

Economics IAの取り組み方〜下準備編〜

ステップ1:ニュース記事を見つける

まずは、ニュース記事を見つけるところから始まります!

アメリカ政府が農家にsubsidyを与える決定をした、インド政府がタバコのTaxを上げる決定をした、など実際に現実世界で起こったニュース記事を見つけます。

例として、私がミクロのIAを書くときに使ったニュース記事を使いましょう。

https://www.reuters.com/article/us-usa-glyphosate-california/california-to-list-herbicide-as-cancer-causing-monsanto-vows-fight-idUSKBN19H2K1

ミクロのMarket failureのNegative externalitiesについての記事を、何時間も探して見つけました。

bbc,cnn,japantimesなどの信頼できるニュースサイトの記事ならなんでもokです。個人ブログなどは信頼性に欠けるのでダメですが。。

実はニュース記事を見つけるのが一番厄介でめんどくさいんですよね。

一度記事を見つけてしまえば、あとはグラフを書いて説明し、消費者、企業、政府がそれぞれどのような影響を受けるのかの分析と、この政策はいいのか悪いのかを評価して完成なのですが。。

記事選びが大変な理由として、IB側が条件を課してくるからなんです。

条件①ニュース記事は1年以内のものである必要がある。(10年前とかだとだめ)

つまり、日本のバブル経済についてのレポートを書きたい!って思っても、1990年代のことなので古すぎるんですね。

また、いい記事を見つけても2年前だったー!ということが多発するので大変です。

条件② 3つのレポートのニュース記事は、それぞれ違うサイトにする必要があります。同じサイトを使えず、例えばミクロでJapanTimesを使うと、マクロやインターナショナルではJapanTimesはもう使えない

このような条件があるので、記事選びには時間がかかります。余裕を持って取り組みましょう。

ステップ2:ニュース記事からレポートで使う部分に記しをつける

記事は長くて先生も読むのが大変なので、IAで使う部分だけ印をつけます。

私は、「Glyphosateという殺虫剤が癌の原因になるとして、カナダ政府が国内での販売を停止する決定を下した」という記事の中心に関わる部分のみ印をつけました。

ここまできたら下準備は整いました。次のステップ3からはいよいよ記事を書く段階に入ります。

Economics IAの取り組み方〜執筆編〜

ステップ3:IAで何を書いたらいいか

IAでは750字で何を書いたらいいんでしょうか?

IAの評価基準を見ればIBが何を求めているのかが分かります。

IBは、

1 Diagram (3 marks)

2 Terminology (2 marks)

3 Explanation (2 marks)

4 Analysis (3 marks)

5 Evaluation (4 marks)

この項目で評価していきます。これに従ってIAを作成すると、ざっくりとこんなイメージです。

IAのざっくりした内容:

1記事の説明 

まず自分の選んだ記事がどういう内容なのか、要約します。その際、定義を書きます。(Terminology)

2図の作成

次に、その記事の中で報道されている決定を、図で表します。(Diagram)

3図の説明

図で何が起こっているのか、言葉で説明します (Explanation) 図は2つ必要です。

4人々への影響

次に、その決定がconsumer, producer, government, societyにどのような影響が出るのか分析します。(Analysis)

5いいのか悪いのか評価を下す

そして、その決定がいいのか悪いのか、別の方法もあるのかなどを評価していきます(Evaluation)

こんなイメージですね!

私のIAの場合

私のミクロIAを使って具体的な書き方を説明します。

私が選んだ記事は、「Glyphosateという殺虫剤がガンの原因になるとして、カナダ政府が国内での販売を停止する決定を下した」ですね。

まず、1記事の説明です。

記事の説明と、GlyphosateがNegative externality of consumptionであると書きました。そして、Negative externality of consumptionとmarket failureの定義を書きました。

次に、2 図の作成です。

Market failureの図を作成します。

教科書の図を参考に、Google drawingというgoogle docsのアプリで作成しました。最初は操作に慣れず苦戦しますが、なぜか得意な友だちがいるので頼りましょう笑

Google drawingはGoogle driveに備わっています。

日本語だと「Google 図形描画」という名前らしいです!

step 3 図の説明

Market failure なのでMSBとMPBが存在する、その間にWelfare lossがある、QuantityがSocial optimum levelを上回る、、などなど、図に言及しながら何が起こっているのか説明しましょう。

4 人々への影響

consumer, producer, government, societyへの影響を分析します。

「カナダ政府が国内での販売を停止」したので、

殺虫剤Glyphosateの消費者は被害を被ります。今まで使っていた殺虫剤は手に入らず、他の商品を探す必要があります。

Glyphosateの生産者も、もう商品を市場に出せなくなるわけですから売り上げが伸びず被害を被ります。「政府に販売を停止された」として不名誉にもなります。

Governmentは特に影響を受けません

Societyにとっては、Negative externalities of consumptionが解決し、利益になります。

5 いいのか悪いのか評価を下す

「カナダ政府が国内での販売を停止」という政府の判断は、いいのか悪いのか、評価をする必要があります。

例えば、「販売を停止」してしても、ブラックマーケットで売買される可能性がある。どうせGlyphosateの流通が止められないんだったらGovernment revenueが生まれるTaxにした方がいいんじゃないか、

など、この政策のいい点、悪い点を天秤にかけ、どちらの方が重いかによって、政策を評価したら、IAは終わりになります。

最後に

お疲れ様です!!

IAを書くことで、授業で教科書で習っていたトピックをリアルの世界で新しい視点から見ることができて、さらに理解が深まりますよ!

IAは少し面倒臭いですが、最後の試験でうまく行かなかったときの保険として、万全を尽くす価値はあると思います。

記事選びがとにかく大変ですが、そこさえクリアしてしまえば後は書くだけですので、頑張ってくださいね!

私のオンライン家庭教師では、Economicsの指導をしています。

記事探しのお手伝いから、内容のアイディア出し、英語の添削など承っております!

詳しくはこちらの記事をご覧ください!

【帰国子女オンライン家庭教師】生徒募集します!大学が夏休みに入り時間に余裕ができたので、家庭教師の生徒を募集します!...